[原作]秋吉理香子

早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリマウント大学院にて、映画・TV製作修士号を取得。2008年、「雪の花」で第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞。2009年、受賞作を含む短編集「雪の花」(小学館文庫)でデビュー。2013年に「暗黒女子」(双葉社・のちに文庫化)、2014年に「放課後に死者は戻る」(双葉社)、2015年に「聖母」(双葉社)、2016年に「自殺予定日」(東京創元社)を発表。最新作は、「絶対正義」(16・幻冬舎)。

コメント

映画化のお話を聞いた時は「夢が叶った!」と、本当に嬉しかったです。どの作品を書く時も、最終的には映像化されればいいなぁと思いながら書いていますから。というのも、私はもともと映画を作りたくて海外の大学院まで通っていたので、“映像にするならこんな感じかな”というのをいつも文章に落とし込んでいくんですね。基本的には“イメージ先行型”だと思います。  『暗黒女子』に関しては、とにかくキレイな女の子がいっぱい出てくる作品がいいなと思っていて。巷では“女子会”が流行っていると聞き、せっかくなら普通じゃないどす黒い女子会を描きたいなと(笑)。ゴージャスな空間で、電気を消して闇鍋を囲んでいる美少女たち…というイメージがビジュアルとして浮かんできたので、そこから着想を得ました。美少女ゆえの煌びやかさと、冷たさ。美しさゆえの光と闇みたいなコントラストは、作家として常に面白いなと思っている部分ですね。  キャスティングを聞いた時は、TVをあまり見ない私でも知っている方ばかりで驚きました。そして皆さん究極の美少女ばかり! 観ているだけでもウットリしてしまうのに、それぞれのキャラクターにピッタリはまっていて心から感動しました。特に清水さんと飯豊さんは、普段のお2人とは全く違うキャラクターを完璧に演じられていて素晴らしかったです。完成作を見終わった後は自分の想像を超えた作品になっていて、思わずウルウルしてしまいました(笑)。どんなにかわいくてキラキラしていても、女子は皆、心に「暗黒」を持っているんだよ!って伝わったと思います。